秋に気をつけたい養生〜白露〜
おはようございます。
kampo’s薬剤師・薬膳師山口りりこです。
昨晩の台風は大丈夫でしたか?
東京はすごい勢いの雨風でした。
気温差も大きいので、ご体調崩されないようにお気をつけください。
本日は秋に気をつけたい養生についてお話しようと思います。
1,陰陽のバランス
2,秋前半には熱とりも一緒に
3,熱とり潤い食材
4,「陰」の季節は休養を
5,白露kampo’s前菜
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1,陰陽のバランス
立秋(8/8)以降、日照時間も短くなっていき
徐々に「陰」が深まってきます。
春・夏の「陽」の季節は、上へ外へと気が活発に働き
秋・冬の「陰」の季節は、下へ内へと気が収まっていくような季節です。
「陰」は保湿や抑制、凝集の働きがあるため
潤いを与えることが秋のベースの養生となります。
2,秋前半には熱とりも一緒に
一口に秋といえど、
夏の終わりと冬直前では体感も随分異なります。
まだ暑さの残るこの頃は、
体内にこもった熱を取りつつ、
「陰」を蓄える潤いを逃さない養生が必要です。
この時期、お身体に出やすいサインとしては
・肌の炎症・喉風邪・便秘
など乾燥と熱による不調が出やすくなるのです。
3,熱とり潤い食材
梨、びわ、柿、大根、豆腐、はちみつ
4,「陰」の季節は休養を
陰陽の話を先にしましたが、
全ては陰と陽の関係にあり、お互いにバランスをとって調和している
という理論です。
例えば、
陽:昼、春夏、明るい、背部、静
陰:夜、秋冬、暗い、腹部、動
陰は静の季節なので、活発に動くよりも、
「自分自身と向き合うように過ごす」
ことがとても向いています。
汗を書くような激しいスポーツよりは、
ヨガやストレッチなど静かに動くことが向いています。
心を平穏に落ち着いて過ごすことが身体に嬉しい養生であります。
5,白露kampo’s前菜
柿と梨の白和え
(9/8〜9/22)
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