秋の肌老化〜白露〜

こんにちは。

kampo's監修薬剤師の山口りりこです。


残暑厳しいですが、朝晩過ごしやすくなってきましたね。

秋の気配を感じてくると世の中

「美容モード」

に入ってきます。


夏の肌疲れや乾燥もでやすいので

意識が向きやすいのかもしれません。

秋の肌トラブルを漢方的視点からみてみましょう。


【秋の肌トラブル】

秋は乾燥しやすくなるため、皮膚の潤い不足となり、肌老化につながりやすいですね。


下の図は

5つに分類して関連づけている「五行論」という理論です。

同じグループは関係が深いことをあらわします。



「肺」をみてみると

季節は「秋」ですね。

この肺グループに「皮膚」も属しているのです

その他、呼吸器系や大腸も同じです。


注意が必要な方は

・喘息、アトピー
・皮膚がよわい
・腸内環境がよくない
・鼻や喉など呼吸器がよわい
・アレルギー体質


秋は「肺」をケアすると身体の内側から

肌トラブルなく過ごせるのです(^ ^)!


【肌に潤いを与えるおすすめ食材】

梨、ごま、レンコン、豆腐、はちみつ

秋には白い食材が増えます。

旬のものをとることがその季節にあった身体づくりにいかされます。


【乾燥におすすめ漢方】

お肌の乾燥

当帰飲子(とうきいんし)


乾燥して痒い!という方におすすめです。

血を補う漢方がメインとなっており

そこに痒みをよくする生薬、皮膚を強くする生薬が配合されています。

生理前後に乾燥しやすくなる方には特におすすめです。



喉の乾燥

麦門冬湯(ばくもんどうとう)


風邪は喉から!気管支など呼吸器系が弱い!という方におすすめです。

身体に潤いが不足するとケホケホするような空咳が多くなります。

この漢方には潤いをあたえる生薬がはいっているのですが

その中に玄米が配合されています。


お米が漢方薬に配合されているのは、びっくりしませんか?

お米は身体に潤いと元気を与えてくれます。


薬食同源(やくしょくどうげん)

自分にあった食事をとると薬にも食にもなりますね♩


【白露kampo's前菜】


ラフランスの真っ白和え

9/8〜9/22




9/16(日)

美肌と腸


株式会社SOPHIA石田様に

腸内細菌が私たちのもたらす影響についてもお話いただけることになりました!

腸内細菌と人は共生関係です。

腸内のこと、体質のことを知って

美容にもいかしていただけると思います(^ ^)

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