花粉症に薬膳をとりいれよう〜雨水〜
こんにちは。
kampo's薬剤師・薬膳師山口りりこです。
もうすでに花粉の飛散は発表されていますが、いよいよ本格シーズンになりますね。
季節性の花粉症をはじめ、
ハウスダストによる通年性のアレルギーを自覚している人も多くなっています。
免疫を高める身体づくりを意識しましょう!
【花粉症チェック】
0,鼻がムズ痒い
0,くしゃみがでる
0,鼻水がでる→1,透明サラサラ 2,黄色くて粘っこい
0,鼻づまりがある
0,皮膚のかゆみ→2,赤みが強い
0,目のかゆみ
2,目の充血
2,喉の痛み
2,口の渇き
0,は共通にでます
1,は体内の冷えがあり
2,は体内に熱がこもっていること
がわかります。
2,の症状がひどくなければ、体内の冷えがあると考えてセルフケアしてください。
今回は冷えによるものを中心にお話して、次回の啓蟄で熱によるものをお話させていただきます。
【花粉症:風邪】
アレルギー症状(くしゃみ、鼻水、はなづまりなど)は
風邪(ふうじゃ)が、冷えや熱と一緒に体内に侵入すると考えます。
風による体内の悪影響を風邪(ふうじゃ)といいます。
たとえば、ウイルスや細菌、アレルギー物質などです。
そのため、カゼと花粉症は漢方だと治療が似ているのです〜〜✧
*風邪(ふうじゃ)を追いだそうとしている症状
→くしゃみ
*対抗している状態
→むず痒さ
*からだの機能が低下して流れが悪くなり、停滞してしまっている状態
→鼻水、鼻づまり
【花粉症は「肺」の弱り】
漢方では花粉症などアレルギー症状は「肺」が関係していると考えます。
呼吸以外にも皮膚、鼻、喉と関係が深く、身体のバリアー機能を担当します。
つまり
免疫と深い関係!
ということです。
肺が弱ると、アレルギーはもちろん、風邪などのウイルスにも負けやすく、また蕁麻疹などもでやすくなります。
食べたものは体内でエネルギーとなり「肺」の機能によって、分配されています。
せっかく良いものを食べても分配できないと不調となります。
また、肺と表裏関係にあるのは「大腸」です。
アレルギー体質を改善するのは「腸がよろこぶ食事」をこころがけること。
身体は全てつながっています!
アレルギー症状を抑えるだけでなく、腸内環境も整えるようにしましょう。
【冷え(寒)による花粉症おすすめ食材】
生姜、紫蘇、大葉、ねぎ、ミョウガ
腸内環境整え体質改善おすすめ食材
きのこ、根菜、豆類、味噌
【雨水kampo's前菜】
紫蘇風味の味噌ポタージュ
2/19〜3/5
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