免疫力up!は胃腸が要〜冬至〜

こんにちは

漢方薬店kampo’s山口りりこ(薬剤師・薬膳師)です。


今年は例年とは違う年末年始になりそうですが

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

しかしクリスマスにお正月と、

変わらず美味しいものが目白押しです。

(どうしても食に目がいきがちな私です。。笑)

胃腸ケアができていると免疫力upにもつながります!

季節を楽しみつつも体内にも目を向けて

今年を締めくくりましょう✧

2020.12.21更新

1,免疫と胃腸の関係

2,食べ過ぎ・飲み過ぎ「熱」タイプ

3,寒いと不調「寒」タイプ

4,おすすめ食材

5,胃の不調〜免疫upに漢方薬

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1,免疫と胃腸の関係

私たちが食べた物は

体内に入り消化され、そこからエネルギーを作り出します。


漢方では「脾(ひ)胃(い)」が消化吸収のメイン部隊です。

胃:食べたものを消化して下におろす

脾:食べたものをエネルギーに変えて、吸収する


これらの働きが悪くなると

せっかく栄養のあるものを食べても

消化や吸収できず

必要なエネルギーがうみだせない!

このエネルギーが

身体を温める力や免疫力となり

私たちの身体を守ることにつながります!!


漢方は体質に重きをおく学問です。

そのため、一般的に胃薬と言っても色々なタイプがあるのです。

本日は

2つの体質に分けて説明します。


2,食べ過ぎ・飲み過ぎ「熱」タイプ

脂・糖分の多い食事、辛いもの、お酒などとりすぎると

胃に熱がこもりやすくなります。

症状としては

胸焼け、胃の痛み、口内炎、口臭、食欲の異常亢進、真っ赤な吹き出物

上記のような炎症による症状が現れます。

飲食が普通なのに症状だけある方は

ストレスなど別の原因で熱がこもっている可能性もあります。


氷いりの飲み物をとりたくなるのですが

常温の緑茶がおすすめです。
あまりにも冷えすぎると回復力の低下につながります!

生野菜やフルーツなど生のものをとりいれ

胃熱を取るように心がけましょう。



3,寒いと不調「寒」タイプ

冷えによっても胃腸の調子が悪くなることがあります。

もともと胃腸が強くない場合も多いです。

症状としては

冷えると悪化する胃痛、軟便〜下痢、お腹がぽちゃぽちゃする

冷えて働きが悪くなっている可能性が高いです。

脾は冷えると働きが鈍くなるので

エネルギーを作り出せず疲れが顕著に現れます。

つまり免疫力低下に直接繋がります!

基本的に暖かい飲み物をとり

腹巻やカイロなどで冷やさない努力をしましょう。



4,おすすめ食材

【熱タイプ】

大根、かぶ、豆腐、ヨーグルト、サラダ

特に大根おろしは手軽に胃熱対策ができる食材です。


【寒タイプ】

生姜、胡椒、ネギ、キャベツ、スープ

生姜をすりおろしてお味噌汁に入れたり、生姜湯にしたり

生姜が活躍してくれる時期です。



5,胃の不調〜免疫upに漢方薬

【熱タイプ】

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

胃熱による痛みや胸焼けを軽減しつつ胃腸を強くする生薬を配合


【寒タイプ】

安中散(あんちゅうさん)

冷えによる胃痛や胃酸過多に効果的


【すでにお疲れ胃弱タイプ】

六君子湯(りっくんしとう)

食欲がなく疲れが顕著な時に良い


【疲れ予防タイプ】

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

補うものがたくさん詰まった漢方薬


漢方は体質に合わせて飲むのが一般的です。

そのためいくつもの処方を一気に飲むのでなく

合う処方を1処方を飲むようにしましょう。

2020年もお付き合いいただき心より感謝申し上げます。

今年は新型コロナウイルスをきっかけに

周りのモノやコトが大きく変わった年だと思います。

しかし見えてきたことも多く

今後の漢方薬膳の発展につながるような未来を見出せたような気がしています。

2021年も漢方薬膳の知恵を通じて

皆様の健康や美容のお役に立てるように活動していきます。


皆様、くれぐれもお身体には気をつけて

良き新年をお迎えくださいませ。

2021年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。

2020.12.21冬至

山口りりこ

漢方薬店kampo's

〜漢方薬剤師による健康・美容のつくり方〜 東洋医学の知恵をつかって日々のセルフケアに役立つ情報をお届けしています。 漢方・薬膳は難しいと思われがち。 はじめての方にも分かりやすいように心がけていますので、是非記事をご覧くださいませ。

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