疲れをため込まない身体づくり

こんにちは。

漢方薬店kampo's山口りりこ(薬剤師・薬膳師)です。

12月に入り年末モードになってきましたね。

何かと忙しくなる頃です。

お疲れをため込まず、心穏やかに過ごせるよう

大雪(たいせつ)の漢方薬膳もご参考ください(^^)

1,冷からの疲れ

2,ストレスからの疲れ

3,疲れに良いおすすめ食材

4,「寝溜め」ってどうなの?

ーーーーーーーーーーーー


1,冷えからの疲れ

12月に入り気温が一気に下がりましたね。

寒いと体もこわばり、疲れを溜め込みやすくなります。

お身体を温め、緩めることが大切です。

外側から温めるには

✧入浴がおすすめ✧

冬でもシャワーですます方も少なくありませんが

心身緩めるには湯船につかる方が圧倒的におすすめです。

お好みの入浴剤を入れて

じんわり身体の芯から温めてください。



2,ストレスからの疲れ

忙しい現代では

精神的に疲れている方が圧倒的に多いのではないでしょうか。

特に今年は未知の新型コロナウイルスの恐怖感や

生活スタイルの変化で

心から体に影響が出ている方がとても多い1年です。

心身一如(しんしんいちにょ)

心と体は一体です。

ココロの疲弊は、後に体調へと現れます。

逆もしかり。

体調が悪いとココロも疲弊していきます。

だからこそ

ストレスをため込まないことが大切なのです!

忙しいときにでも簡単にできるのが

✧深呼吸✧

お仕事の合間でも

少し立ち止まって目を閉じて深く呼吸をしてみてください。

体内に詰まっている気が巡り

張り詰めた気を緩めてくれます。



3,疲れに良いおすすめ食材

〜サツマイモ、じゃがいも、かぼちゃ、しいたけ、もち米〜

甘みのある食材は

身体をゆるめ「脾(ひ)」を養います。

「脾」は食べたものをエネルギーにかえるところです。

冷えを嫌うため

温かいスープにしてゆっくりと吸収させましょう。

また、ストレスが多いときには

柑橘類や香草類もおすすめです。

柑橘がおいしくなる時期なので

良い香りも楽しんでください。



4,「寝溜め」ってどうなの?

中国最古の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)」には

長く寝すぎると「気」を損なうと書かれ、

考え過ぎは脾気を損ない、臓器に影響するとも書かれています。

睡眠時間が実際に不足していて

寝て疲れがとれている方は良いのですが🙆‍♀️

長く寝ることで

逆に疲れることも多いのです!

朝日を浴びて、軽くお散歩したり、ストレッチをするなどして

気を巡らせてみてください。

少し動いた後には

15〜30分のお昼寝もとても有効です✧

からだの声をきき

疲れにくい身体づくりをしていきましょう✧

0コメント

  • 1000 / 1000